柳野隆生 著 出版社:日本実業出版社 2000年7月 発刊 定価:1,500円(税別) |
◆本書のもくじ
第1章 ビジネスモデルが「特許」になる
第2章 これからの10年を支配するビジネスモデル 第3章 これが代表的ビジネスモデルだ 第4章 進化し模索するビジネスモデル 第5章 金融業界を変えるビジネスモデル特許 第6章 ビジネスモデル特許にどう取り組むか 第7章 ビジネスモデル特許とのつき合い方 |
◆はしがき(抜粋)より
「ビジネスモデル特許」がビジネスマンの間で、大きな話題となっている。ビジネスモデルについて説明するときに、一般的にインターネットやネットワークを利用して事業を遂行するビジネスの手法のみに言及する傾向があるが、大きくとらえるならば、経済活動の仕組み、つまり「経済、社会を支えるシステム」と考えることもできる。
人類は物々交換が行なわれた狩猟採集社会から、農耕社会、工業社会をへて現在は情報化社会の真っ只中にある。ある意味では、それぞれの時代において産業構造の成長度や技術レベルに呼応し、発展してきた経済活動の一つひとつが大きなソーシャル・ビジネスモデルといえるだろう。
事業レベルでは、ネット上はこの数年でeビジネス花盛りとなったが、これからは選別の時代だ。いつまでも目新しさだけを売り物に、既存の手法をネット上に載せただけのビジネスをしていたのでは淘汰を免れない。生き残るのは経営基盤の強固な企業であり、単純なBtoB やCtoCからBtoBtoCやCtoCtoC 等へ進化した企業だ。e系のビジネスモデルを持ち、e系のトップマネジメントが準備され、高付加価知なe系のモノを保有し、これらを特許権による独占状況下で、情報リテラシーを持った経営者・起業家が新規株式公開(IPO)を目指してベンチャー型経営を行う ─それが、経済の牽引役として期待される次世代のベンチャービジネスであろう。
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