柳野隆生 > ノスクマードベンチャー塾 > 塾活動記録 2011年 第8回(9月)のテーマ 気候大異変 ―― 地球シミュレータの警告 ――


「The Missing Piece」
Shel Silverstein著「The Missing Piece (Ursula NordstromBook) 」を輪読した。
本書は1976年、アメリカで発行され、現在でも世界中の人々に愛されている絵本である。
今回は、当塾生の北條様が書かれた本書籍の感想文を掲載させて頂きます。
楽しく楽しく転がりながら自分に欠けた欠片を探しに行く。あちこち巡って見つけた自分に欠けた欠片、自分にぴったりだけど何かが違う。欠片をおいてまた新たな欠片探しの旅にでる。一見子供でも読める単純な内容ですが単純なだけに人それぞれの解釈が生まれるようです。
私自身は、欠片を向上心と捉えました。欠片が埋まると向上心がなくなりとそこから何も進まなくなる。完全な円になって何も入り込む余地がなくなることで成長もなく新たに何かをすることもない状態になってしまう。それよりも不完全かもしれないけどずっと探し続けることで成長していけるのではないかと考えました。またそれがくるくる転がりながら探し続けるというのは継続していくこと。向上心をもってそのことを継続していくのは非常に難しいことです。自分の仕事にはめてみればおいしいパンを作りたい(向上心)という気持ちはありますが試作をしていく中でどこかで妥協した商品になってしまう。(継続の難しさ)この話を読んでそのような2つのことを考えました。
仕事をしだして17年以上たち、新入社員が入ったときに機会があれば必ず話すことがあります。「常に色んなことを考えるように。工場にはいれば最初は単純作業の繰り返しかもしれない。でもそんな時でも作業の手順をこうすればもっと効率がよくなるのではないかなど考えることはたくさんあります。そういったことを積み重ねることで成長していくことが出来ます。」と偉そうなことを言ってみます。でも自身を振り返ると自分も出来ていなかったりします。ただそのことを重く捉えることはない、新しいことに興味をもち今に満足することなく絶えず向上心をもって進んでいく、それを楽しく楽しく転がるように進むと継続していける。この絵本ではそんな風に語っているように思います。
この本の面白いところは私自身は今のように感じましたが翻訳版の後書きにもあるように読む人によって捉え方はいろいろに変わってしまうのだと思います。実はシルヴァスタイン氏は何も深い意味を込めずなんとなく書いたのかもしれない、でも読む人はそれぞれこの本を読んだ時に何かを感じ考える。それはきっと千差万別でしょう。私自身もあと10年してから読んだらまた別の感想を持つことでしょう。それがこの本の魅力なんだと思います。
私自身は、欠片を向上心と捉えました。欠片が埋まると向上心がなくなりとそこから何も進まなくなる。完全な円になって何も入り込む余地がなくなることで成長もなく新たに何かをすることもない状態になってしまう。それよりも不完全かもしれないけどずっと探し続けることで成長していけるのではないかと考えました。またそれがくるくる転がりながら探し続けるというのは継続していくこと。向上心をもってそのことを継続していくのは非常に難しいことです。自分の仕事にはめてみればおいしいパンを作りたい(向上心)という気持ちはありますが試作をしていく中でどこかで妥協した商品になってしまう。(継続の難しさ)この話を読んでそのような2つのことを考えました。
仕事をしだして17年以上たち、新入社員が入ったときに機会があれば必ず話すことがあります。「常に色んなことを考えるように。工場にはいれば最初は単純作業の繰り返しかもしれない。でもそんな時でも作業の手順をこうすればもっと効率がよくなるのではないかなど考えることはたくさんあります。そういったことを積み重ねることで成長していくことが出来ます。」と偉そうなことを言ってみます。でも自身を振り返ると自分も出来ていなかったりします。ただそのことを重く捉えることはない、新しいことに興味をもち今に満足することなく絶えず向上心をもって進んでいく、それを楽しく楽しく転がるように進むと継続していける。この絵本ではそんな風に語っているように思います。
この本の面白いところは私自身は今のように感じましたが翻訳版の後書きにもあるように読む人によって捉え方はいろいろに変わってしまうのだと思います。実はシルヴァスタイン氏は何も深い意味を込めずなんとなく書いたのかもしれない、でも読む人はそれぞれこの本を読んだ時に何かを感じ考える。それはきっと千差万別でしょう。私自身もあと10年してから読んだらまた別の感想を持つことでしょう。それがこの本の魅力なんだと思います。